世の中には、お金を稼ぐ人と稼げない人がいます。
お互い同じ1日24時間を過ごしていても、なぜ違いが生まれるのでしょうか。
答えは、両者の意識や行動に大きな違いがあるからです。もっと具体的に言えば、1日の過ごし方が違うのです。
お金持ちの人は、お金を稼ぐうえで時間の大切さを知っています。
たとえば、手元に1,000万円があったとします。お金持ちはこの1,000万円を活かすことを考えます。
不動産投資を始めて毎月5万円の家賃を得ているとしたら、年間で60万円の家賃収入を生み出しますが、何もしなければ年間で60万円を稼ぐチャンスを逃したことと同じと言えます。
つまり、「お金=時間」であり、お金を稼ぐということと、稼ぐために必要な時間の価値は同じなのです。
あまり、実感が湧かないかもしれませんが、これがお金持ちの考え方です。
こうした意識や行動は、知らないだけで誰もが簡単に身に付けられることです。決して難しいことではありません。ただ、知っていて、実践しているかどうかの違いだけです。
この記事では、お金持ちが実している考え方や行動についてまとめました。言わば、お金持ちになるための近道です。ぜひ身に付けてください。
不動産投資体験談
目次
1.お金持ちになりたい人がまずは身に付けるべき5つの考え方
残念ながら、お金持ちになれるための確かな成功法はありません。ただ、お金持ちの考え方には、いくつかの共通点があります。
意識を変えることで行動に変化が生まれ、やがて結果がでるようになっていきます。
この記事では、お金持ちの思考法、考え方を5つ紹介していきます。まずはお金持ちの考え方について知ることから始めましょう。
1‐1.お金を嫌わない
鏡の法則ではありませんが、お金を嫌うとお金に嫌われてしまいます。つまりお金を稼ぐチャンスを逃すということです。お金を嫌いなはずがないじゃないかと思われるからもしれませんが、日本では「お金、お金」とお金に執着することは良くないというイメージがあります。ケチというか、いやしい人と思われ、相手から嫌な顔をされることもあります。
お金の話が嫌いな人ほど、お金を持っていない人ばかりです。そんなところにお金儲けのチャンスは落ちていません。
まずは、お金を嫌わずお金儲けの情報に積極的に触れていきましょう。
1‐2.自分の可能性を信じる
思考は具現化するといいます。お金持ちになりたいなら、まずは心の底からお金持ちになれると信じてください。
そう言われても「飛び抜けた才能がある訳でもないし、もともとお金持ちの家系でもないから」と普通は自制心が働いてしまいますよね。その自制心さえ飛び超えて、なんの迷いも疑いもなく「自分なら絶対にお金持ちになれる」と思えることができれば、お金持ちに近づくことになり。この自分への絶対的な自信がお金持ちの共通点です。
よく野球ばかりしてきた人が、いきなりビジネスを始めて大成功する話を聞きますよね。私はこの話を聞いたとき「ろくに経営の知識もないのに、よくシビアなビジネスで勝つことができたな」と不思議に感じました。
ただ、よくよく考えれば不思議ではないことに気づきます。この人たちが成功した秘訣は、自分への絶対的な自信です。
私たちが子どものころは、巨人や阪神の帽子をかぶった子どもがクラスに必ずいるほど、野球の人気は絶大でした。将来の夢はプロ野球選手と答える子どももたくさんいました。やがて、成長していくとともにセンスに差が開き、1人、また1人と野球をやめていきます。
プロ野球選手になれた人の人生を振り返ってみれば、レギュラー争いで常勝してきた人がほとんどです。その結果、自分は人よりも優れている、自分が負けるはずがないという絶対的な自信を生んでいるのです。
1‐3.お金は人が運んでくる
お金持ちは、新しい人との出会いが新しいビジネスチャンスに繋がることを知っています。そのため、付き合うレベルは自分よりも立場が上であったり、自分にはないスキルを持っている人がほとんどです。
もちろんすべての出会いがお金を稼ぐことに繋がる訳ではありませんが、人の出会いがお金持ちになるためのターニングポイントとなることは少なくありません。
また、自分が知らない知識やスキルを持っていることで、新しい考え方が身に付き、自分自身の能力を高めることにつながります。
自分の得意分野だけにとどまっていては、飛躍的な成長を望むことはできません。
1-4.人と同じことを嫌う
そもそも、お金持ちになるということは、人違うことをやって成功したからです。誰もがやっていることを同じことをしていては、いつまで経ってもお金持ちになることはありません。
面接をしていると「協調性がある」ということを売りにしている人を臆面も無く言う人が見かけます。
協調性があれば、仲間同士が心地よい関係ができるからです。ところが、見方を変えれば向上心が失われてしまい、協調性から新しいアイディアが生まれることは、ほとんどないと言えます。
協調性は単なる他人依存でしかありません。人任せにして甘えていることを、勝手に協調性があると受け取っているにすぎません。
1-5.Just do it
NIKEのCMでお馴染みのキャッチコピーが「Just do it」です。
Just do itとは、「いい訳を考えないで、とにかくやれ」と言う意味です。いつまでもアレコレと言い訳してばかり、いっこうに準備が終わらず、行動に移すことができなければ、結果が伴うことはありません。
この世の中は、あなたが思っているよりもずっと平等です。何が平等かといえば結果です。行動すれば、ほんの少しでも結果が伴います。その結果の蓄積が、行動した人と行動しなかった人の差を大きく分けることになるのです。
2.お金持ちになりたい人がとるべき5の行動パターン
思考法や考え方が身につけば、行動が変わってきます。少しずつですが、お金持ちに近づいていきます。
それではお金持ちの行動パターンを1つずつ確認していきましょう。
2‐1.ストックよりフローを優先する
世の中には、以下の2種類のお金持ちが存在しています。
“世の中のお金持ち”
- フローでお金持ちなった人
- ストックでお金持ちになった人
フローでお金持ちになった人は、ビジネスや投資によって利益を出して、お金を稼ぐことに成功した人のことです。
一方、ストックでお金持ちになった人は、代表的な例が土地をたくさん持っている地主です。
もちろんどちらもお金持ちのですが、安心してお金を使うことができるのは、フローでお金持ちになった人です。
どんなに手元にお金があるからといって、その状態が続かないのであれば、安心してお金を使うことができませんよね。
欲しいものを買ったり、好きなものを食べたり、誰もが憧れるような家に住んだり、安心してお金を自由に使えるのは、また入ってくるお金があるからです。
お金持ちになりたいなら、お金を貯めるのではなくお金のフローを作ることを目指しましょう。
2‐2.お金を稼ぐストックを持つ
ビジネスや投資に失敗すれば、収入が減ってしまうのでお金を稼ぐフローだけでは浮き沈みが激しいお金持ちといえます。そこで、フローで稼いだお金を利用して、今度はお金を稼ぐストックを購入していきます。
たとえば、毎月5万円の家賃を生んでくれる不動産を購入すれば、年間60万円のお金を稼ぐ新たなフローを手に入れたことになるのです。こうしてお金を稼ぐストックとフローをどんどんと増やしていくのです。
もともとストックとして地方や郊外の土地をたくさん持っているという人もいますが、こうした土地では、お金を稼ぐことは難しいですよね。
ストックとして持つなら都心の不動産にしましょう。
2‐3.都心の一等地に住んでいる
お金持ちは都心といった利便性の高い土地に住んでいることが多いです。お金持ちは時間の価値観が違うということは、冒頭にご紹介した通りです。
時給1万円のお金持ちが通勤で1時間かかるなら、往復で2万円を払ているのと同じです。1か月30日として考えれば、60万円の家賃を払って都心に住むのと変わらないのです。
通勤時間が短縮されれば、職場へのアクセスが良いだけではありません。仕事以外の時間に余裕が生まれれば、人間関係が広がり、新しいビジネスチャンスも巡ってくるようになります。
2-4.若いうちに決断し挑戦する
お金持ちになるために動き出すなら、若ければ若いほど理想的です。30代になり、結婚して子供が生まれるようになれば、自分は挑戦したくても、家族のことを考えると自制心を超えられなくなり、諦めなければならなくなることもあります。
チャレンジするなら若ければ、若いほうが適切です。できれば20代といいたいところですが、新入社員として先輩から理不尽とも思えるような仕打ちが、原動力となることもあります。
理想は20代後半から30代前半でしょう。
2-5.運が良かったで済まさない
お金持ちのなかには、風水や占いが好きな人がたくさんいます。運を味方にしたいと思うのは当たり前ですが、ラッキーだけで済ませてしまえば、それで終わりです。
思いつきで始めたビジネスだろうが投資だろうが、単なるラッキーや偶然と切り捨てるのではなく「なぜ成功したのか、上手くいった原因はなんだったのか」常に考えるを巡らし、お金に変えていく力を持っています。
まとめ
お金持ちになるためには、お金持ちと同じように考え、行動していくことが一番の近道です。
この記事では、お金持ちの考え方と行動について、5つずつ紹介しました。ぜひ参考にしてください。
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