勉強せずして成功なし!資産運用前に抑えるポイントと運用方法7選

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将来のために資産運用を始めようと思っているけど、どのように運用すればいいかわからない。まずは資産運用の基本を学びたい、と思っている方に、この記事で資産運用の基本となる考え方や、参考書籍、各運用方法の特徴をお伝えします。

資産運用については銀行や証券会社に行けば相談ができ、おすすめ商品まで提示してくれますが、銀行や証券会社の営業マンも売上をあげるために必死ですので、100%自分のために紹介される金融商品はないと思ってください。「自社に利益がある」のが前提で「客にとってもそこまで悪くない」商品を勧められたら良いところです。

投資は自己責任でとよく言われるとおり、自分で良し悪しを判断して投資先を決められない人は、投資をするべきではありません。資産運用は勉強しなければ運任せですが、勉強したら多くの利益を獲得できる可能性が高まります。今回の記事で資産運用に取り組む前に把握しておきたいことをまとめましたので、しっかり勉強して成果に繋げましょう。


1 まずは目標額を決めて運用のイメージを掴む

資産運用を始める前にまず考えるべきことは、「いつまでに、いくら欲しいのか」を明確にすることです。
初心者は資産運用を始める際に、投資商品選びから始めがちです。しかし、目標額が決まっていないと、必要以上にリスクのある投資商品に手を出したり、リターンの少なすぎる商品で運用し、結局、目標とする資金を確保できていないとう状況になります。まずは自分の目標額を決め、「平均利回り何%で運用したらどのくらいの期間がかかるのか」をモーニングスターの金融電卓を使用してシミュレーションし、大まかなイメージを掴みましょう。運用イメージを持つことが、今後様々な運用方法を知ったときに、その運用方法で目標を達成できそうか、その運用方法を採用すべきか否かの基準のひとつとなります。

<運用イメージ>
・いつまでにいくらを目標にするか
・現在の元本はいくらか
・毎月の追加投資額はいくらか
・予想利回りは年何%か

1−1 自分の「期待資産額」を目標額にしよう

「期待資産額」とは自分の年齢・年収に対して所有しているべき資産額を算出するものです。この期待資産額を超える資産を持っていればお金持ちと言えます。これはアメリカのニューヨーク州立大学教授で、億万長者を研究しているトマス・J・スタンリー氏が、アメリカ全土のミリオネアを大規模調査して著した書籍『なぜ、この人たちは金持ちになったのか』で発表した「自分の年齢に対してお金持ちかどうか?」について測る理論で、次のように計算します。

期待資産額=(年齢)×(年収)÷10

仮に40歳で世帯合計の年収500万円とすると以下のようになります。

40×500万÷10=2000万円

この方が所有する資産(住宅ローンなどの負債を引いた純資産)が1000万円だとすると、2000万円よりも低いためお金持ちではないということになります。

そして、もし会社の給与体系から、未来の大体の年収が想像できるなら、その額を目標に資産運用を行いましょう。
例えば、10年後50歳時点の年収が700万円だとしたら、

50✕700万÷10=3500万円 となります。

現在の資産が1000万円であるため、差額の1500万円分の資産を今後10年間で確保することを目標にします。

また、トマス・J・スタンリー氏は、著書の中で、このような言葉も残しています。「出費に見合う金を稼ぎ出そうと懸命で、投資に回すお金の余裕がないというのでは行き詰まりだ。将来値上がりの期待ができる投資物件や証券を買わないで、経済的に自立して老後を心配しないですむようになるのは無理と思った方がいい。」つまり、資産運用せずに、経済的に自立した豊かな老後は送れないということです。まずは期待資産額を目標値に設定し、その実現に向けて資産運用の方法を学び、実践することが重要です。

1−2 運用は長期で考えよう

資産運用は長期に渡って運用することが重要です。長期で運用することによる代表的なメリットが「複利効果」です。運用して得た利益をそのまま再投資することによって、今までよりも元本が増え、毎回のリターンも大きくなるという効果です。複利と対になるのが単利ですが、こちらは運用益を再投資しない方法のため、元本が変わらず、毎回のリターンも変わらないということになります。

また、長期的に投資を行うことで、利益と損失のブレ幅の平均が小さくなることも過去のデータから実証されており、5年運用した場合と20年運用した場合では損失幅が10%も縮小することが実証されています。

<長期運用のメリット>
・複利効果で効率よく運用できる
・値動きの幅が縮まり、リスクが低くなる
・売買回数が少ないため手数料等のコストがかからない
※複利効果について詳しくは「お金持ちへのパスポート『複利』でお金を増やす具体的な手法」へ

2 資産運用で無視できないリスクと分散方法

資産運用でリターンを得ようとするならばリスクはつきものです。基本的にはローリスク・ローリターン、ミドルリスク・ミドルリターン、ハイリスク・ハイリターンと、リターンの見込みが大きくなるにつれてリスクも大きくなります。投資で失敗する多くの人はこのリスクの重大さを理解できていない結果、損失が出た時に大損害を被ることになります。特に、ハイリスク・ハイリターンの運用をしていると一度の損失で再起不能になる可能性もあります。資産運用に取り組む前に、どのようなリスクがあるかしっかり把握しましょう。

また、初心者にとって各金融商品のリスクの大きさを測ることは難しいため、積極的に分散投資をしてリスクに備えましょう。すべての資金をひとつの投資対象につぎ込むと、損失が発生した際に大損害を受けてしまいますが、投資対象を複数に広げることで、リスクを分散でき、万が一の自体に陥っても、大きな損害を被ることなく投資を継続できます。

<金融商品に伴うリスク>
図:資産運用リスク<リスクの分散方法>
図:リスク分散方法

3 情報に惑わされない基礎知識が身につく書籍3選

資産運用を継続していく上で重要となるのが「判断力」です。ニュースなどを通して自分の投資した金融商品の市場、会社に今後どのような動きがあるのかを自分自身で判断しなければなりません。資産運用に関する情報はネットやテレビ、雑誌に溢れていますが、他人が流している情報を鵜呑みにしてはいけません。何が正しい情報か、判断基準を持つためにも、本やブログを読み、多角的な視点を持つことが重要です。ここではニュースの見方、投資に対しての考え方などを学べる書籍を紹介しますので、是非参考にしてください。

お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015知的人生設計のすすめ
世界的ベストセラー「金持ち父さん・貧乏父さん」と内容は似ているのですが、「金持ち父さん・貧乏父さん」はアメリカを舞台にした本なので、日本で今後も生活していくつもりの方にオススメの本です。日本でどのように行動すれば良いのか、特に前半の資産運用、不動産、生命保険に関する内容はサラリーマンの参考となります。

知らないと損する池上彰のお金の学校
分かりやすい解説でテレビでもお馴染みの、あの池上彰さんが中学生、高校生でもわかるように経済の仕組みを教えてくれる本です。自分では知っているつもりでも、改めて読むと初めて知ることも多く、世の中のお金の流れを一貫して理解できるようになるでしょう。

老後貧乏にならないためのお金の法則
お金のことに詳しい「老後博士」が女子大生との会話形式でお金の仕組みについて語りかける語り口なので、初心者にも分かりやすい内容になっています。資産運用に関する知識も隙間なく描かれている印象で、これを1冊読めば老後安心して暮らすための資産運用について幅広く見につくと言えます。実際に投資商品に手を出す前に読んでおきたい1冊です。
また、資産運用のプロのブログから、実際のニュースをどのように考えているかを学ぶのも良いでしょう。「資産運用のプロに学ぶ!これだけは読みたい資産運用役立ちブログ10選」も参考にしてください。

4 資産を増やす運用方法7選

ここでは資産運用を開始する人が取り組みやすいミドルリスク・ミドルリターンの投資方法を紹介します。
ローリスク・ローリターンは普通預金・定期預金・公債など、利回りが1%未満であるため「資産を増やす」という目的で行うのは適切ではありません。ここで紹介する7つの運用方法を抑え、自分が興味を持てて学習意欲がでる運用方法について知見を深めましょう。

4−1 投資信託

個人投資家から集めた資金を投資のプロ集団(ファンド)が運用するのが投資信託です。一口に投資信託と言っても、その中身は株式や債権、外貨、不動産とローリスク・ローリターンからハイリスク・ハイリターンまで様々な商品があります。ファンドが運用した結果、運用益が出た場合、個人投資家は分配金を受け取ったり、売却して値上がり益を得ることもできます。投資信託の運用方法には、大きく分けて市場の平均(日経平均、TOPIXなど)を目指して運用するインデックス型と、市場平均を上回る成果を目指すアクティブ型があり、インデックス型の方がリスクと運用手数料が少ないため、初心者向けといえます。また、分配金をそのまま再投資に回すことで、元本が増えて資産形成を加速させることもできます。

<投資信託のメリット>
・少額から投資できる(1万円程度から可能)
・プロが運用してくれるため、投資に詳しくない人も気軽に始められる
・運用先を分散することでリスクが軽減される
・個人では投資しにくい、世界中の国、不動産に投資できる
・複利効果で効率良く資産を増やせる

<投資信託のデメリット>
・運用コストがかかる

4−2 ETF

日本株式のインデックス(日経平均、TOPIXなど)に連動する商品です。ETFと投資信託のインデックスファンドは投資先、値動きは同じですが、最低購入金額、注文の出し方、販売手数料、保有コストに多少の違いがあります。長期保有をするのであれば、インデックスファンドより保有コストの低いETFがおすすめです。

<メリット>
・リアルタイムで購入可能(インデックスファンドは1日の基準価格で購入)
・投資信託に比べ運用コストが安い
・プロが運用してくれるため、投資に詳しくない人も気軽に始められる
・運用先を分散することでリスクが軽減される
・個人では投資しにくい、世界中の国、不動産に投資できる
・複利効果で効率良く資産を増やせる

<デメリット>
・最低購入金額が高く、定期的な積立投資には向かない

4−3 外貨MMF

外貨MMFは、外貨投資の基本的な商品です。日本円を外国のお金に両替し、海外の投資信託運用会社によって、安全性の高い公社債で運用されます。海外版の投資信託というイメージで、信用リスクは低く安全と言えますが、外貨建ての資産運用商品になるので、為替レートによっては元本割れするリスク(為替リスク)があります。

<メリット>
・外貨預金よりも金利が高い
・為替手数料が安い。外貨預金と比べてほぼ半額
・為替差益には税金がかからない

<デメリット>
・日本円に換金する際の為替レート次第で損失が発生する

4−4 株式投資

企業が発行する株式を価格が安い時に購入して、価格が高い時に売却することで利益をえる資産運用方法です。
利益をあげる仕組み自体は単純ですが、売買で利益をあげることは簡単ではありません。そのため、株式投資のなかでもさまざまな投資指標や投資手法が確立されています。なお、一定時期に株主となっている人は配当金を受け取ることもできます。

<メリット>
・購入金額以上の支出がないため長期保有しやすい
・値上がり益、配当金、株主優待、株式分割の4つの収益を得られる可能性がある

<デメリット>
・債権等に比べ株価の変動率が激しい
・様々な指標、会社経営を見る必要があり、初心者が判断するのは難しい

4−5 J-REIT

投資家から資金を集めて複数の不動産に投資をして、投資家は不動産から得られる家賃や売却益を配当金として受け取ることができます。小口に証券化されているので、実物不動産に投資をする資金がなくても、J-REITを通じて不動産に投資をすることが可能です。

<メリット>
・少額から実物不動産に投資をすることができる
・複数の物件に投資することになるので分散投資になる
・実物不動産に比べて売却手続きが簡単。流動性に優れている

<デメリット>
・実物不動産に比べると価格変動リスクが高い
・実物の不動産に間接的に投資をしていることになるため、不動産市況全体の落ち込みには同様に影響をうけることにある

4−6 不動産投資

不動産を第三者に貸し出して家賃収入を得たり、売買することで利益を上げる投資を不動産投資といいます。
ひとくちに不動産投資といっても、投資する不動産の種類や立地によっても価格や利回りは大きく異なります。 また、一般的に不動産の転売によって利益を得ることは、時期や物件の見極めの関係から、資産運用初心者では困難なため、賃貸業を行いましょう。

<メリット>
・毎月安定した家賃収入を得られる
・不動産は実物資産のためインフレ対策になる
・ローン利用できるので少額の資金からでもスタートできる
・ローンは団体信用生命保険がつくので、遺された投資用不動産は生命保険のかわりになる

<デメリット>
・経過年数によって資産価値が下がる
・地震・火災によって損害を受ける可能性がある
・換金しづらい(流動性が低い)

不動産投資の手法について詳しくはサラリーマンが不動産投資で毎月38万円の不労所得を得る超実践的手法を御覧ください。

4−7 FX取引(外国為替取引)

円、ドル、ユーロなどの通貨の売買により利益を得る取引のことをFX(外国為替証拠金取引)と呼びます。 なお、FX取引の特徴としてレバレッジをかける(※)ことで、手持ち資金(証拠金)の何倍ものお金を運用することができます。うまくいけばレバレッジをかけた分だけ大きな利益を手にすることができますが、反対に損をした場合はレバレッジを掛けた分だけ大きな損失をうけることもあります。
※レバレッジをかける:少ない資金でも大きなお金を運用すること。例:自己資金10万円でも10倍のレバレッジをかければ100万円保有しているものとして取引が可能

<メリット>
・外貨預金に比べて為替手数料が安くおよそ100分1程度
・レバレッジをかけることで、少ない金額で大きな利益を狙える
・いつでも売り買いできる。最も流動性が高い商品
・外貨MMFに比べて通過の選択肢が広い

<デメリット>
・損失額が証拠金を上回った際は強制的にロスカットされるため、長期保有するのであれば多額の原資が必要
・必要以上にレバレッジをかけると大損する可能性もある

5 まとめ

何も勉強せずに資産運用を始めても成果をあげることは見込めませんが、勉強することで成果をあげる可能性が高まります。まずはネットや書籍、セミナー等である程度の知識と心構えを身に着けたら、少額でもいいので実行に移しましょう。実際に運用することで、勉強しているときよりも様々な情報に対して当事者意識が増し、感性が磨かれます。勉強と実践を繰り返し、正しい知識と経験を身につけることが資産運用で成果を出すために重要なポイントとなります。

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